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固定観念を捨てる “改めてバルサに学ぶ”
Contents ] 2012/12/07(金)
バルセロナの秘密~グアルディオラが成し遂げた革新とは何か

文:サイモン・クーパー
訳:森田浩之

【サイモン・クーパーのフットボール・オンライン】
バルセロナの戦術

バルセロナがすばらしいチームであることは、みんなが知っている。
わからないのは、どうしたらあんなにすばらしいチームをつくれるかだ。

そこで登場するのが、僕の友人アルベルト・カペラスだ。
ヨーロッパのどこかで彼と一緒になることがあると、
僕らは決まってバルサの話をする。
バルサについて彼以上に詳しい人物は、それほどいるものではない。

いまカペラスはオランダのフィテッセでコーチをしているが、
以前はバルセロナの誇るユースアカデミー「マシア」のコーディネーターだった。
セルヒオ・ブスケスという名の少年を、
貧しい田舎町からバルセロナに連れて来たのは彼の功績だ。
ユースチームではアンドレス・イニエスタやビクトル・バルデスを鍛えた。
彼自身の故郷のクラブであるバルサで、カペラスは9年間にわたって仕事をした。

最近カペラスに会ったのは、フィテッセの本拠地アーネムのホテル。
このときエスプレッソを飲みながら話していて、
「そうだったのか!」という気づきが何度もあった。
僕はジョゼップ・グアルディオラが監督として率いるバルセロナの試合を数えきれないほど見てきたが、
このチームが本当にやっていることがようやく見えはじめた。

グアルディオラのバルセロナがすばらしい理由は、
すばらしい選手たちがいることだけではない。

彼らはすばらしい戦術もそなえている。
現在のどのチームの戦術とも違うし、
グアルディオラ以前のバルセロナとも違う。
今のバルセロナはピッチ内の約束事がとてもしっかりしており、
サッカーよりもアメリカンフットボールのチームのようだ。

バルセロナの戦術を検証する前に、
まずグアルディオラが何をやったかを押さえておこう。

4年前、バルセロナの副会長が僕に向かって、
当時37歳だったグアルディオラを監督に
据えたいと言ったとき、僕は本当に実現するとは思わなかった。
グアルディオラには指導者としての経験がほとんどなかった。
指揮した唯一のチームはバルサのBチームだった。

それでもクラブ内でグアルディオラと仕事をした人たち
(前会長のジョアン・ラポルタやテクニカルディレクターだったチキ・ベギリスタイン)は、
とっくに彼に目をつけていた。

グアルディオラはバルサの伝統のスタイルを知りつくしていただけでなく、
さらに上をめざすにはどうしたらいいかを考えていた。

かつてグアルディオラは、バルセロナのスタイルを「大聖堂」に例えた。
グアルディオラに言わせれば、この「大聖堂」を建てたのは、
70年代にバルサの最高の選手としてプレイし、後に監督になったヨハン・クライフだ。
彼の後を継いだ人々の仕事は、「大聖堂」を補修したり、新しくすることだった。

グアルディオラは、新しくすることをいつも考えていた。
街で誰かがフットボールの話をしていたら、グアルディオラは耳をかたむける。
彼はいつもフットボールのことを考えている。
学んだ相手は、マルセロ・ビエルサ、ルイス・ファン・ハール、
それに友人でもあるフアン・リージョといった指導者だけでない。

自分がプレイしたチーム(バルセロナや、守備の総本山であるイタリアのASローマ)の
選手たちからも学んでいる。
しかしグアルディオラは自分のアイデアをメディアに語ろうとしないから、
僕たちはバルサの試合を「暗号表」を持たずに見るような状況になっている。

クライフはフットボール史でもっとも革新的な思想家だったのかもしれない。
だが彼のアイデアは、ほとんどが攻撃に関するものだった。

「たとえ3点取られてもバルサが5点取るなら別にかまわない」と、
クライフはよく言っていた。

グアルディオラも5点取りたいと思っている。
しかし彼の場合は、相手に1点もやりたくない。
もしバルセロナが大聖堂だとすれば、
グアルディオラは控え壁(聖堂の主壁を支える役割をする補助的な壁)を加えたのだ。
今季のリーグ戦でバルセロナは、開幕から33戦で24点しか与えていない。

では、グアルディオラの果たした革新とは何か。
バルセロナの強さの秘密とは何なのか。
僕たちが手にするべき「暗号表」の一部を見てみよう。

1 ボールへのプレス

昨年5月、ウェンブリー・スタジアムでチャンピオンズリーグ決勝でバルセロナと対戦する前、
マンチェスター・ユナイテッドの監督アレックス・ファーガソンはこう言っていた。
ボールを奪うためにバルサがかけてくるプレスは「怖い」ほどだ・・・。
ファーガソンによれば、これがグアルディオラの革新だ。

2009年にローマで行われたチャンピオンズリーグ決勝でバルサと戦ったとき、
マンチェスター・ユナイテッドはこのプレスにどう対応すればいいのかわからなかったと、
ファーガソンは認めた。
会場がウェンブリーならそんな展開にはならないとファーガソンが思ったようだが、
当てははずれた。

バルセロナは、まさにボールを奪われた瞬間からプレスをかけはじめる。
プレスをかけるには、それが最高のタイミングだからだ。
ボールを奪ったばかりの選手はプレスに弱い。
タックルやインターセプトをしたばかりだからゲーム全体が見えておらず、
体力も消耗している。視野は狭く、疲れている。
フィード全体に視野を広げるには、ふつう2~3秒かかる。

だから、バルセロナは、その選手がもっといい位置にいるチームメイトにパスをする前に
ボールを奪おうとする。

しかもプレスをかけた選手がボールを奪い返し、すぐにバルセロナのものになったら、
ゴールへの道が見えてくる。
ここでリオネル・メッシのタックルの才能が威力を発揮する。
メッシは大変な反射神経の持ち主だから、
ボールをタックルされてもコンマ何秒かで奪い返すことができる。

2 “5秒ルール”

もしバルセロナがボールを失ってから5秒以内に奪い返せなかったら、
彼らは少し下がってコンパクトな「10人の壁」をつくる。
先頭にいる選手(たいていメッシ)と、
いちばん後ろにいる選手(たとえばカルレス・プジョル)の間は、
ほんの25~30メートルだ。
その狭いスペースで相手がパスをつなぐのは難しい。

2009年にローマで行われたチャンピオンズリーグ決勝は、
「バルサの壁」のいい見本だった。
マンチェスター・ユナイテッドはボールを自分たちのものにするたび、
正確にポジショニングした11人の敵を相手にしなくてはならなかった。
11人の壁は「ここを通れるものなら通ってみろ」と言っているように見えた。

バルセロナがコンパクトな布陣をとることは(プレスをかけるときも、「壁」をつくるときも)
まったくむずかしくない。
選手たちは試合中、お互いに非常に近い位置でプレスしているからだ。
とくにシャビとイニエスタのふたりは、ボールから遠く離れることがめったにない。

クライフは最近、元イングランド代表監督で現在はオランダのFCトゥウェンテを率いる
スティーブン・マクラーレンにこう語った。

「バルセロナがなぜあんなに早くボールを奪い返せるかわかるかい?
 10メートル以上走らなくていいからさ。だってバルサは、
 10メートル以上のパスを出さないんだから」


3 プレスのタイミング

バルセロナがコンパクトな壁を築いたら、
あとはプレスをかけに行くタイミングを計るだけでいい。
バルサはそのタイミングを勘で決めたりしない。
プレスをかけるべき正確なタイミングを知っているからだ。

たとえば相手選手がボールコントロールに手間取っているときだ。
ボールが足元で跳ねていたら、相手選手はボールを収めるために下を向く。
そうなるとピッチ全体への視野が失われる。
近くにいるバルセロナの選手たちが牙をむくのは、その瞬間だ。

あるいはボールを持っている相手選手が自陣ゴールのほうを向いているときだ。
そちらを向いていると、選択肢が狭くなる。
振り向く時間をバルサが与えてくれないかぎり、
その選手はパスを前方に遅れない。
バルサはその時間を与えない。
すぐにプレスをかけるから、相手選手はバックパスをせざるえない。
そうするとバルサは前へ進める。

4 “3-1ルール”

相手チームがバルセロナのペナルティエリア付近でボールを持っていたら、
バルセロナは「イタリア方式」をとる。
チーム内で「3-1ルール」と呼ばれる陣形に切り替える。
4人のDFのうち1人が、ボールを持つ相手選手にタックルに行き、
あとの3人はその2~3メートル後ろに弧を描くように並ぶのだ。

そうすると、二重の守備網をつくることができる。

グアルディオラはこのルールをイタリアで学んだ。
とてもシンプルだが効果は絶大で、
他のトップチームが採用しないのが不思議なほどだ。

5 特別なことはしない

バルセロナはボールを奪っても、何も特別なことはしない。

たいていの一流チームは、
ボールを支配権が移った瞬間を非常に重要なものと考える。

その瞬間は相手の陣形が崩れているから、
すぐにカウンターを仕掛ければ得点のチャンスが大きくなる。
マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルといったチームは、
ボールを奪ってから3秒のうちにゴールを決めようとすることがある。
そのため選手たちはボールを奪うと、
DFの間を抜く縦パスを素早く出そうとする。

バルセロナの選手は違う。
ボールを奪っても、縦パスを出そうとはしない。

このチームではボールを奪ったことだけですばらしいとされ、
奪った選手はほかに特別なことをする必要がない。

ただ、いちばん近くにいるチームメイトにボールを預ければいい。

バルセロナの考え方では、ボールを奪ったばかりの選手はピッチ全体が見えていない。
したがって、有効なパスを出すには、最も適していない選手なのだ。


この点は、バルセロナが偶然の要素に頼っていないということでもある。
バルサは一瞬にしてフォーメーションを整え、
相手に「こっちは準備できたよ」言っているかのように見える。
相手チームはバルセロナがこれからやろうとしていることを正確に知っている。
だが、それを止めることはむずかしい。

このルールのただひとつの例外は、
バルセロナの選手が相手のペナルティエリアの近くでボールを奪ったときだ。
その選手はそのままゴールをめざす。

7 ボール支配はゲームの9割

ボールをキープし続けることは、
クライフ時代からバルセロナの重要な戦術だ。
たいていのチームはボール支配率を重視しない。
いくら支配率が上回っても負ける場合があることを知っているからだ。

しかしバルセロナは、65~70%の支配率をめざしている。
昨シーズンのリーグ戦では平均で72%を超えていた。
今シーズンも約70%の支配率をあげている。

支配率を高くする理由はふたつある。

まず、こちらがボールを持っていれば、相手は点を取れない。

バルセロナのようにタックルの得意な選手が多くないチームは、
ボールを支配することで「守備」をする必要がある。
ボールを持っていないときのバルセロナは「ひどい」チームだと、
グアルディオラは言う。


第二に、バルサがボールを支配していれば、
相手チームはボールを追って体力を使う。
たとえばボールを奪い返しても、
疲労がたまっていれば、またすぐに失ってしまう。

ボールを支配すれば、バルサにとってはいいことづくめなのだ。

バルサはボール支配にこだわっているから、
ジェラール・ピケのようなDFも大きなクリアはせず、
自陣のペナルティエリアの中でさえ細かいパスを出す。

たいていのチームでは、少なくてもGKは大きなクリアが許される。
イングランドでも、ジョー・ハートはたいてい適当におおきく蹴っている。
これがイングランドの弱点なのだが、
GKはパスを出せないから仕方がないとイングランド人は思っているようだ。
バルセロナの考え方とは違う。

バルサのライバルであるレアル・マドリードの監督ジョゼ・モウリーニョは、
パスに対するバルサのこだわりを分析してきた。

昨年12月にサンチャゴ・ベルナベウで対戦したときには、レアルの攻撃陣が
キックオフ直後からバルサのGKビクトル・バルデスを追い詰めた。
彼がクリアをしないことを知っていたからだ。

バルデスのパスミスがもとになって、
カリム・ベンゼマが試合開始から23秒でゴールをあげた。
それでもバルデスはパスを出しつづけ、最後にはバルサが3-1で勝った。


バルセロナ育ちのGKは、
エドウィン・ファン・デルサールのようなアヤックス育ちに似て、
フィールドプレーヤーと同じようにボールを扱える。

7 “1秒ルール”

バルセロナのようにプレイするチームはほかにない。
それは強みでもあると同時に、弱みでもある。

他のチームで育った選手をチームになじませるのがむずかしくなるためだ。
外部の選手にバルサのスタイルは理解しにくい。

バルサには、世界のトップ10に入っていると思える選手しか買わないという方針があった。
だが彼らのなかにも、カンプノウでは活躍できなかった例が少なくない。

たとえば、ティエリ・アンリやズラタン・イブラヒモビッチだ。
ダビド・ビジャでさえ、スペイン代表でのプレイを通じてバルセロナのスタイルを知っていたのに、
脚を骨折する前にもベンチを温めることが増えていた。

バルサのゼネラルディレクターを務めていたジョアン・オリベルは、
移籍に伴うリスクを「1秒ルール」という言葉で説明した。

ピッチ内の成功は1秒以内に決まる。
選手がチームメイトの動きを理解できず、
それを見極めるためにもうコンマ何秒かを必要とすれば、
流れが止まってしまう。
だから他チームから入ってきた選手は1秒以内で敗戦を招きかねない。

ペドロ・ロドリゲスは特別優れた選手ではない。
しかしマシア育ちだから、外から来た選手よりもバルサのフットボールをうまくやれる。
マシアで育成される選手たちは、少年時代のほとんどをパスゲームに費やす。
とくにクライフが大好きな6対3でやるトレーニングだ。
フットボールとは「振り付け」だとクライフが言った。

そんなふうに考える人はほかにいない。
だからバルサの選手は、ほとんどが地元育ちなのだ。
それは方針というより、そのうせざるをえない部分が大きい。
それでも、たいていはとてもうまくいく。





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